ママ看護師におすすめの転職先5選|働きやすい職場の見極め方とは?

ママ看護師におすすめの転職先5選|働きやすい職場の見極め方とは?
とっとこママ
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子どもが急に熱を出して仕事を休んだら、肩身が狭くて気まずかった…

とっとこママ
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保育園のお迎え時間にギリギリで駆け込む毎日。正直、この生活、もう限界かも…

そんな思いを抱えながら働くママ看護師は、あなただけではありません。
看護の現場はやりがいも多い一方で、子育てとの両立には想像以上の壁があります。
育児中のママにとって“働きにくい職場”で消耗していませんか?

私自身、病棟勤務で体も心もすり減らした過去があります。そんな私が転職によって働きやすい環境を手に入れ、今では仕事と家庭と副業の両立を実現しています

この記事では、育児中でも安心して働ける「おすすめの職場5選」と「失敗しない職場選びのコツ」を具体的にご紹介します。
あなたにぴったりの職場を見つけるためのヒントが満載です!

ママ看護師が抱える職場の悩みとは

悩む看護師

子育てと仕事を両立させたい。」でも現実は、理想どおりにはいかないものです。
この章では、ママ看護師が直面しやすい職場での悩みについて具体的に見ていきます。
ママ看護師の悩みを明確にすることで、次に取るべき行動が見えてきます。

子どもの体調不良による急な欠勤

子どもは突然熱を出したり、体調を崩すもの。そのたびに職場に連絡をして欠勤することに、申し訳なさを感じてしまう方も多いでしょう。
サポート体制が整っていない職場では、欠勤への理解が得られず、精神的な負担につながります。

夜勤・残業と家庭の両立の難しさ

夜勤や残業は、ママ看護師にとって大きな負担です。小さな子どもがいる場合、夜間の対応が難しく、夜勤のある職場では家族の協力が不可欠。
さらに、長引く残業で保育園のお迎えが間に合わない!と焦ることもしばしばです。
実際に、「子どもが生まれてから、夜勤は諦めた」「看護師も一度やめた」という声も多く聞かれます。
家庭との両立を考えると、夜勤や残業の少ない働き方への転職を検討する必要があります。

学校・保育園の行事や習い事対応

平日の日中に開催される授業参観や懇談会、習い事の送り迎えなどに対応できない職場は、家庭との両立が難しくなります。

職場の理解・風通しの問題

ママ看護師の働き方に理解のある職場とそうでない職場では、ストレスの度合いが大きく異なります。「また休み?」「他の人に迷惑がかかる」といった言葉がある職場は要注意です。

ママ看護師におすすめの職場5選

笑顔の看護師

育児と仕事を無理なく両立するためには、「働きやすい環境」が整った職場選びが何よりも大切です。

夜勤がなく、残業が少ないことはもちろん、職場全体の理解や支援体制も重要なポイント。
ここでは、ママ看護師にとって特に働きやすいとされる職場を5つ厳選し、それぞれの特徴やメリット・注意点、そしてどんな方に向いているかを詳しく解説します。

項目病院外来勤務クリニック健診センター訪問看護デイサービス/デイケア
勤務形態日勤のみ
土日休みが多い
日勤のみ
週休2日制
(木・日休みが多い)
日勤のみ
土日祝休みの施設も
日勤中心
オンコール対応あり
日勤のみ
土日休みの施設も
残業比較的少なめ少ないが急患対応で発生することもほとんどなし曜日や緊急対応によって変動ありほとんどなし
仕事内容患者対応、診察補助、予約管理など医師の補助、簡単な処置、事務作業など採血、測定、問診などのルーチン業務自宅訪問、処置・アセスメント・記録業務バイタルチェック、服薬管理、介護職と連携
やりがい患者との関係性
チーム医療
地域密着
継続的な関わり
安定した仕事利用者に寄り添った看護ができる高齢者とじっくり
関わることができる
スキルアップ医療スキル維持しやすい処置は限られがち技術習得は限定的判断力・対応力が身につく医療処置が少なく、スキル維持が難しい
人間関係配属チームとの
連携が多い
少人数なので関係が
密になりやすい
比較的ドライな
関係が多い
一人での行動が多いが連携も必要スタッフ数が少なく関係性が密になりやすい
注意点スキル差が出やすい休暇が取りにくいことがある業務が単調で飽きやすい緊急対応・移動・天候による負担医療行為が少なく物足りなさを感じることも
ママ看護師との相性勤務が安定柔軟だが人間関係次第定時で帰れる裁量はあるが緊急時の対応がネック体力的負担が少なく家庭と両立しやすい

病院外来勤務(固定給+残業少)

病院外来勤務は日勤のみで残業が少なく、生活リズムを整えやすいのが大きなメリット。土日祝休みの職場もあり、子育て中のママ看護師に人気です。ただし急性期病棟に比べてスキルアップの機会が少ない場合もあり、将来のキャリアを見据えた職場選びが重要です。患者対応や予約管理など、接遇スキルも求められます。

メリット
日勤のみで残業が少なく、家庭と両立しやすい

注意点
配属先の異動リスクがある

向いている人
安定志向で、子育てとバランスを取りたい人

クリニック(固定休+残業少)

クリニック勤務は日勤のみで残業が少なく、家庭との両立がしやすいのが魅力。医師のサポート業務が中心で、仕事内容が比較的安定しています。一方で少人数体制のため人間関係の影響を受けやすく、業務の幅が広がりがち。休診日が少なく、長期休暇を取りにくい点にも注意が必要です。

メリット
日祝休み、夜勤なし。採血・注射スキルは維持できる

注意点
スタッフが少ないため急な休みに弱い場合も

向いている人
日中だけ働きたい、扶養内希望のママ

健診センター(定時退勤・ルーチンワーク)

健診センターは日勤のみ・土日祝休みの職場が多く、生活リズムが安定しやすい点が魅力。採血や測定などルーティン業務が中心で、体力的な負担も少なめです。一方で、業務が単調になりやすく、スキルアップの機会が限られることや、繁忙期には一時的に業務量が増える点には注意が必要です。

メリット
残業ほぼなし、業務が一定で体力負担が軽い

注意点
コミュニケーションの機会が少なく、単調に感じる場合も

向いている人
採血が得意、コツコツと働きたい人

訪問看護(柔軟なスケジュール)

訪問看護は利用者とじっくり向き合えるやりがいがあり、自分のペースで働きやすい点が魅力。日勤のみで土日休みの事業所も多く、家庭との両立もしやすいです。ただし1人での対応が基本のため判断力が求められ、オンコールや急変対応の負担がある場合も。未経験者は教育体制の有無を確認することが重要です。

メリット
直行直帰可能、比較的自由な働き方が可能

注意点
オンコール対応がある職場も

向いている人
自律的に動ける、在宅ケアに興味がある人

デイサービス/デイケア(日勤のみ・精神的負担が軽め)

デイサービス/デイケアは日勤のみ・土日休みの施設も多く、家庭との両立がしやすい働き方。バイタルチェックや服薬管理など業務内容が比較的落ち着いており、体力的な負担も軽めです。ただし医療処置が少なく、看護師としてのスキル維持が難しい場合も。介護職との連携や利用者との関わりも重要になります。

メリット
夜勤なし、レクリエーション中心で和やかな雰囲気

注意点
医療処置が少ないためスキル維持には不向き
看護師の配置人数が少ないため、急な休みに弱い場合も

向いている人
コミュニケーションが好き、穏やかな環境を希望する人

雇用形態ごとの詳しい比較は、別記事「ママ看護師のための雇用形態ガイド|正社員・パート・派遣のメリットと注意点」で解説しています。

働きやすい職場を見極める3つのチェックポイント

チェックリストを持つ看護師

転職の成功は、職場選びにかかっています。
この章では、ママ看護師が働きやすい職場かどうかを見極めるための3つの視点を紹介します。

急な休みに対応してくれる体制があるか

面接では「急なお休みの場合はどのように対応していますか」と確認してみましょう。ママ看護師の欠勤に理解のある職場は、働きやすい環境です。

ママ看護師が多く在籍しているか

ママ看護師が多く働いている職場は、それだけで理解の土台があります。
職場見学や転職サイトで「在籍スタッフの属性」を確認するのも一手です。

シフトや雇用形態に柔軟性があるか

週3勤務OK」「時短正社員制度あり」など、シフトの柔軟性がある職場は魅力的。雇用形態の変更が可能かどうかも確認しましょう。


転職を成功させるには?情報収集とサポートの活用

相談する看護師

働きやすい職場を見つけるためには、「情報収集」がカギです。
理想の働き方を実現したいママ看護師にとって、信頼できるサポートを得ながら転職活動を進めることが重要です。

看護師転職サイトの上手な使い方

無料登録をして求人を検索するだけでも情報収集になります。
職場の雰囲気や離職率、ママ看護師の在籍率など、公式求人票には書かれていない情報を教えてもらえます。

キャリアアドバイザーに伝えるべき希望条件

「日勤のみが希望」「扶養内で働きたい」「子育てに理解のある職場希望」など、自分の譲れない条件は明確に伝えましょう。

情報収集から始める転職準備

「今すぐ転職したいわけではない」という人でも、登録しておくことで将来に備えた準備ができます。良い求人はすぐに埋まってしまうので、チャンスを逃さないためにも事前準備が重要です。

私の体験談:転職を機に人生が大きく変わった!

転職を通じて、人生そのものが大きく変わることがあります。
私自身も、看護師としての働き方を見直し、環境を整えることで、家族との時間も自分の心の余裕も取り戻すことができました。
この章では、病棟勤務から外来勤務へと転職した私の体験をもとに、働き方の変化やその中で得られた気づきをリアルにお伝えします。
ママ看護師のあなたが「こんな働き方もできるんだ」と前向きになれるようなヒントになれば嬉しいです。

卒業後は4年間、大学病院の病棟勤務

大学病院に就職した私は、混合病棟に配属され、夜勤は月4〜5回ありました。
若さでなんとか乗り切っていましたが、夜勤明けの体調不良が慢性化し、徐々に限界を感じるようになりました。

とっとこママ
とっとこママ

忙しすぎて夜勤中、10時間以上水も飲めない日を何度も経験しました…。

転職を機に人生が変わった

大学病院を退職後、7ヶ月の無職期間に自分を見つめ直し、理想のライフスタイルを再設計しました。
エージェントと相談し、病院の外来勤務に転職して心身に余裕が出来ました。

病院外来勤務のメリット

実際に病院外来で働いてみて感じているメリットは、以下の通りです。

  • 残業が少ない:予約制で時間管理がしやすい。
  • 子育てに理解あり:ママ看護師が多く、協力体制あり。
  • 子育て支援制度:院内保育園・病児保育室あり。
  • 夜勤がない:夜間対応の必要がなく安心。
とっとこママ
とっとこママ

私の職場には、7人の子どもを育てるスーパーママ看護師がいます!!

病院外来勤務のデメリット

実際に病院外来で働いてみて感じているデメリットは、以下の通りです。

  • 給与が低め:夜勤手当がないため収入ダウン。
  • 昼休憩が取りにくい:外来患者の来院状況によっては予定通りに休めない。
  • 異動リスクあり:総合病院の場合、外来から他部署への異動もある。
とっとこママ
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メリットとデメリットは表裏一体です。今の職場に納得感を持ち、感謝しながら働くことが出来ています。

まとめ

ガッツポーズのママ看護師

働きやすさは職場選びで決まります
夜勤や残業、職場の理解不足など、今の職場で感じているストレスを「仕方ない」と我慢していませんか?

本記事では、ママ看護師におすすめの職場5選と、働きやすい職場を見極めるポイントをご紹介してきました。
あなたに合った職場で働くことは、決して夢ではありません。

今の職場に違和感を抱いているなら、それは行動を起こすべきサインかもしれません。
働きづらさを感じている今こそ、理想の働き方に近づくチャンスです。

看護師として、ママとして、自分らしい働き方を叶えたい方へ

まずは情報収集からでも大丈夫。
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